金沢21世紀美術館で開かれている展覧会Ghost in a shellの関連イベントで展示

金沢21世紀美術館で開かれている展覧会Ghost in a shellの関連イベントで実は先週末展示していました。 遺伝子に隠された情報を繫がりの鍵として集まる人々の様子。。をSF詩的に描いた作品です。私は”遺伝子の中の情報を読み取る”というという体験を作りました。もちろん実際には遺伝子を読み取ることができないモックアップの機材を作ったのですが、未来にはこのようなガジェットを使った人の繫がり、集まりがあるのではないか、そう信じたメンバーたちのグループ作品です。 夏に参加したバイオアートハッカソンのチームメンバーでの参加でした。作品写真など手に入れたらまたアップします! キュレータの Yohsuke Takahashiさん、ハッカソンのチャンスをくれたBCLの皆さん、作品Family Reunionチームの皆さん、そして協力してくれたうちの家族、ありがとう! https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=17&d=1726

スマートシティはもっとリーンスタートアップ(無駄のない、はじめたてのベンチャー企業)のようになるべき

こんにちは、 私は、ここ7、8年、情報家電のユーザ経験デザイン(UX)の仕事を中心に活動してきましたが、もともとは建築デザインとメディアアートの活動をしていました。街をもっとインタラクティブに、人に反応する環境にしたい、という思いからこのようにキャリアを転々としてきましたが、ここ数年は、具体的に街の空間を作る仕事を手掛けたいと、準備をはじめました。 今は丁度クリスマス前で、インタラクティブなイルミネーションやプロジェクションマッピングなど、街の空間と私たちがやりとりできるようなエンターテイメントがニュースになっています。 一方で、こういった技術やテクニックが、日常の街の一部としてどう役立つのかは、まだ未知数です。ここに私は挑んでみたいと思います。 今日はひとつ、スマートシティを、スタートアップ企業のやりかたを参考に作り上げようという記事の翻訳を読んでいただきたいと思います。スマートシティとは、ここ数年は日本の状況もあって、電力グリッドなどのインフラについてのことという印象がありましたが、この記事では街に住む人の生活に焦点を当てています。 ではどうぞ! 以下は、この記事を私が翻訳してみたものです。 Smart Cities Should Be More Like Lean Startups by Boyd Cohen http://www.fastcoexist.com/1680269/smart-cities-should-be-more-like-lean-startups 動きの早い企業の最新の理論から、未来を目指す街は何を学べるか? まず、Eric RiesのLean Startupを読んでいない人に説明すると、その基本コンセプトはこうだ:スタートアッププロセス(ベンチャー企業をはじめるときのプロセス)について今までなされてきたことは、すべて間違いだ。長いビジネス計画を書いたり、初期の資金を集めたり、1年くらいかけて初期の試作品を作ったり、、これらの代わりに、最小限の実行可能な製品(minimal viable product, MVP) を中心に、繰り返し試したり、継続して学んだりするようなやりかたを支援すべきなのだ。早い時期の顧客の反応に応じて製品、サービス、またはビジネスモデルを継続的に調整したり、また時には大きく変更することで、スタートアップ(ベンチャー企業の初期のこと)はその成功の見込みを良く出来るし、もし失敗したとしても、より速く、より損害を少なく失敗できることになる。 私は過去数年、持続可能な都市と、スマートシティに没頭してきた。そういうわけで、Lean Startupとスマートシティの概念をどうやったら結び付けられるか、自然と考え始めたのだった。 私にとって、Lean Cityというアイデアは、Smart Cityの考え方と相補的(互いに補いあう)ものだ。Lean […]