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東京国際交流館 交流研究発表会での基調講演

 

東京国際交流館の学生や研究者の方々に機会をいただき、”恋愛と結婚”についてアーティストの視点から基調講演をしました。私はこのテーマに、現代の社会がもっている個人の自由と、孤独と、繋がりの難しさについて話すことで臨みました。

自身の作品がもっている、人を繋ぐしくみについてと、現代美術の作品群の中からマリーナ・アブラモビッチの作品、Andrea Zittelの作品、IDEOによるKiss communicatorなどを紹介し、現代の社会がもっている個人の自由と他者からの距離を求める欲求と、その副作用としてもたらされる孤独、そしてこの矛盾を乗り越えて繋がって生きることの難しさがどのように描かれてきたかを紹介しました。

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以下の作品を紹介しました。

I introduced following artworks and designwork during the talk.

‘Remote Furniture’, Noriyuki Fujiura, 1999

‘Kiss communicator’, IDEO, 1999

‘Rest Energy’, Ulay and Marina Abramovic, 1980

‘Pocket Property’, Andrea Zittel,1999

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